松島修楽館のホームページは移転しました。

新しいホームページは、https://shugakukan0159.com/になります。

お手数をおかけしますが、「お気に入り」の変更をお願いします。 なお、このページは、3秒後に、新しいホームページに自動転送されます。

新年度!新元号!のはじまり、はじまり~~🎵

今日は新年度の始まりの日。
松島修楽館では春期講習なのでいつもと変わらず朝から小学生が・・・
いや、新年度になったので新中1年生が勉強しています。

朝、11頃から、チラッ。チラッ。
どうしたと??と聞くと。
「先生元号の発表まだ??」とそわそわ~~~~
子供でなくても大人もそわそわですから、そりゃそうだ。

発表になったら教えるからそれまで頑張って勉強して~
と言いながらも、皆で、チラッ。チラッ。

11時半過ぎても菅官房長官さんは現れません。
「え~嘘つきや~~ん」という生徒(笑)
色々大人の事情ってもんがあるんだよ~っとなだめつつ。
そろそろ??

携帯でライブをつないでくれた息子が「来たよ!!」という声で皆あつまり、
歴史的瞬間を見届けました。

「令和」

最初は「へいわ」と聞こえて、「え???」っと思いましたが、
字を見て「れいわ」と理解しました。
『人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ』素晴らしい意味の元号
後で出典を知ると更に良い元号だな。と思いました。

出典は、日本最古の歌集「万葉集」の「梅花の歌三十二首の序文」
どんな文章なのかグーグル先生で調べてみました。

角川ソフィア文庫の「新版 万葉集(現代語訳付き)」原文から。

天平二年の正月の十三日に、師老の宅に萃まりて、宴会を申ぶ。

時に、初春の令月にして、気淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披く、蘭は珮後の香を薫す。しかのみにあらず、曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾く、夕の岫に霧結び、鳥はうすものに封ぢらえて林に迷ふ。庭には舞ふ新蝶あり、空には帰る故雁あり。

ここに、天を蓋にし地を坐にし、膝を促け觴を飛ばす。言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。淡然自ら放し、快然自ら足る。もし翰苑にあらずは、何をもちてか情を述べむ。詩に落梅の篇を紀す、古今それ何ぞ異ならむ。よろしく園梅を賦して、いささかに短詠を成すべし。

「新版 万葉集 一 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 」

天平2年(730年)の正月の13日、歌人で武人の大伴旅人(おおとものたびと)の太宰府にある邸宅で開かれた梅花の宴の様子を綴ったものだそうです。

「令」と「和」の文字が入った一文は、「初春の佳き月で、空気は清く澄みわたり、風はやわらかくそよいでいる」という意味。季節が春に向かおうとしているのどかで麗らかな様子。

「新明解」(三省堂)で「令」を引くと、「きまり」や「おきて」以外に「よい」という意味がある。
「和」には「おだやか」「のどか」のほかに「調子を合わせる」「日本(式)の」という意味がある。

ここ福岡の大宰府に縁深い元号。
幸せの多い時代にしていきましょう。

お問い合わせ [contact-form-7 404 "Not Found"]
Top