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サクラ咲く!偏差値30台でも学校から無理と言われても公立高校に合格!

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2020.03.29
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2月は逃げる、3月は去る・・・
と言われる通り、コロナ感染危機で今年は例年以上に慌ただしい3月です。
あと2日ばかりで令和元年度が終わるので、今年の入試の総括を・・・

結果としては今までの中ではちょっと残念な結果となりました。
公立100%合格とはなりませんでした。
ただ、今年の公立受験組の受験は本当に良い受験でした。
私の思う良い受験というのは、
決して自分の目標を諦めず、ひたすらに目標に向かって努力し、
自分の行きたい高校に行く
ということです。

全員合格100%になれば、当然、私も嬉しいし、自慢です。
でも、実は、100%合格はそう難しいことではありません。
だって、志望校を下げさせれば良いから。

大手のトップ校の合格率が高いのは、
今までのデータに振るいをかけ、絶対合格できる子供たちを受験させるから。
それ以外の志望校の子供たちも、遠慮なく志望校を下げさせます。
私は、そういった数字の操作はしません。

子供たちが行きたいと思う高校に行けるように、
一緒に走るのが私の仕事だからです。

そして、ただひたすらに、みんなで目標に向かって突き進んだ
彼らの努力に敬意を表します。
そして、この子たちを支えてくださった保護者の皆さまにも感謝いたします。

そんな今年の中3生。
偏差値は皆さま揃って30台。
良いですか?偏差値30台ってのは・・・偏差値ないのと一緒!ですよ?
学校の三者面談では揃いに揃って、
「頑張らんと・・・厳しい。パラマ入試も視野に入れてください」とも・・・。
今年の3年生は皆仲が良く、仲間意識も強い学年でしたが、偏差値はそろえなくてもいいのに・・・><

そんな彼らも部活を引退すれば夏休みから地獄の特訓!
強者揃いの夏休みでした。

学力の低い子供にとって「誰とどんな風に勉強するか」はとても大事です。
そこに「私(松本)」という最強の武器が登場するわけです。
私と勉強すれば「大丈夫。なぜなら、君たちを信じているから」そう、言い聞かせます。

ここで、子供たちのマインドセット完了!

人間とは不思議なもので「出来ない!」と思いながら行動すれば、出来ないし、
「出来る!」と思って行動すれば、なぜか出来る様になっている。
これは嘘のようで、本当の話。

そして、学習面も整えていきます。
一番大切なことは「無駄な勉強法で勉強させない!」
これ大事。
あるあるで無駄な勉強ナンバーワンは…
「単語ずっと書きまくり」「漢字ずっと書きまくり」
学校の先生が一番出してくる宿題で一番身にならない、あれ。
色々科学的な根拠はありますが、一番分かりやすく説明すると
「子供たちにとってただの作業になっている」これが最大の悪!

記憶は思い出そうとした時に強くなると言われているので、
流し作業でただ書くだけでは残念ながら、覚えることは出来ません。
それよりは通称「自分テスト」を最初から最後まで繰り返す方が力になります。
それも、書けなかったものだけをきちんとピックアップして練習します。
そのためにも、テストを繰り返して、出来ることと、出来ないことを分けていく作業もしっかり。

親もノートに沢山書いてあれば、ぱっと見、安心はするかもしれません。
でも、どうですか?
少ない労力で、成果が上がっているなら、無駄な量ッて・・・必要ですか?

こういった、勉強の仕方から受験勉強はスタートします。

数学は・・・
ま~みんな、簡単な計算すら満足に出来ていません。
みんな、数学と言った瞬間に「き・ら・い!」と連呼しますから・・・
私もどちらかといえば嫌いなので、気持ちは分かります。
でも、する。
必要だから。

数学が学習の原理を使って一番学習をさせやすく、
出来た!という実感や
レベルが上がっている感覚が一番分かる科目なので、
最終的には子供たちは喜んで勉強する科目になります。
ただ、取り掛からせるまでが大変><

計算の基礎問題からコツコツ・・・
そして、意欲がある子から図形の証明を基礎の基礎からコツコツ・・・
誰か1人自分より先のことをしてる子がいると、
「え~私もした~~い」と言って来るので
「このテキスト、かなりしんどいけど、やり抜く覚悟があるならさせるよ。さて、どうする?」
と、自分で決めさせます。
ここが自分一人で勉強しているのと、周りを意識しながら勉強するのとで大きな差です。
「学ぶ場所」というのは、子供にとってとても大切なのです。
子供って負けず嫌いですしね~。
上手に煽ると、よく勉強してくれます。
煽り運転はダメですが、煽り学習は良いと思います(*^_^*)

英語、国語で一番気を付けさせたことは
「ヘンテコな文章を書かないこと!」
福岡県の入試では英語は英作文、国語では作文が必ず出題され、配点も高いです。
まずはここで点を取る。
今まで、本も読んだこともないし、入試問題文は年々長くなるし、読めるわけない!
そりゃ、そうです。
文章を読んだことない子供に、文章を読んで問題に答えなさいなんて・・・
限られた時間の中で大幅に改善させるのはちょっと難しい・・・。
それなら、大量得点がGetできる作文から!

それにも、基礎つくりが必要です。
国語、英語に関わらず文章の要は・・・
主語と述語(英語なら動詞)をしっかり捕まえること。

国語の作文であれば、主語と述語のねじれを起こさない。
英語であれば主語を捕まえて、動詞、目的語・・・と続ける。
当たり前のことですが、この当たり前がなかなか出来ないのです。

出来が悪い文章を持ってきたら、
私から大きな声で音読されて、さらし首の刑になるというおまけ付き☆
みんな、遠慮なく笑い、けなしますが、自分も書いているわけで・・・(苦笑)
自分の文章では気が付かないことも、
人のものを読むと「おかしい!」と気が付くことが出来ます。
みんな、人のアラ探しが好きです(笑)
でも、これを繰り返すことで、今度は自分の文章でも自分のアラ探しが出来る様になってくるので、
これまた、みんなで勉強する価値がありますね。
間違いサンプルが沢山出来るので・・・
ん?それは良いのか?悪いのか?(笑)

2学期になれば、定期考査に、実力テスト、
休みの日は模試も行われ、受験生らしい忙しい日々が始まります。
ここの時期に大切なことはただ1つ!!
「内申点をあげる」
これしかない!

福岡県の入試というのは内申点がかなり大きなウエイトを占めます。
偏差値が低い学校であればまずは内申で振り分けられてるな~と感じるほど
かなり大きなウエイトです。

この時期はお母さんも耐え時。
定期テストと交互にやってくる実力テストや模試の結果で点数が上がらないと
怒りたくなるからです。
でも怒ってはダメです。ひたすら耐えてください。
1点でも上がったら褒めるくらいの気持ちで受け止めてあげてください。

ようやく夏を越えて長時間鉛筆を握れるようになった子供たちです。
魔法にかかったようには、成績はあがりません。
本当の実力問題までこの時期は進められていないからです。
内申点を上げるために「学校の勉強優先」させている時期だからです。
何を捨てても、内申を上げるための勉強をさせなければなりません。
実力は後でついて来ます。
でも内申は過去に戻って作り直すことが出来ないのです。
これだけは、理解して子供たちを見守ってあげてください。

親としては実力テストの点が悪ければ、
志望校に行けるわけ?本当に大丈夫?勉強してるの?
と畳みかける様に責めてしまいがちです。

でも、受験は戦略的に進めなければいけません。
「今、必要な勉強をしっかりさせる」
これが、一番大切なのです。

受験という長い道のりにおいて、「今。どの局面なのか・・・」
親も知っておくと、子供たちにかける言葉が変わってくると思います(*^_^*)
子供たち、ちゃんと勉強してますから、ご安心ください☆

今回、受験が成功した1つの要因として
全員内申点を上げることが出来たことが挙げられます。
戦略が勝ちましたね(*^_^*)

2学期の中間・期末が終われば、学校の進捗は丸無視!で進めていきます。
年内一気に3学期分まで大急ぎで進めます。

ここで、また学習理論に戻って考えます。
何度も高速で最後まで繰り返す!
これが学習において一番効率が上がる学習法です。

これを徹底するために、大急ぎで基礎を終わらせることが大切なのです。
どうせ、子供たちは授業は聞いてこないようなので、
私の独断でさっさと進めていきます。
じゃないと、私立入試までに全部勉強が終わらない><
そして、今年は学校は終わらなかった・・・><

冬休みは演習に演習。
出来なければ、振り出しに戻って、基礎演習・・・
大量のアウトプット、インプットの繰り返し。

この時期の功労者は塾のコピー機君です。
よく働いてくれました。
かなりのプリントが子供たちに配られますから、毎日フル稼働で頑張ってくれました。

この時の私の役目は伴走者ではなく、お医者さんです。
その人の症状に合わせて、必要なお薬を出して治療するお医者さんの役目です。
今、その子に必要な課題を、必要な量で出す。
そして、出来ないところが出来る様にしてあげる。

これは大手の一斉授業では出来ないことです。
ここは本当に経験がものを言うというか・・・
職人技だな・・・と自画自賛する時でもあります。

他の個別塾の様にアルバイトの先生に丸投げしていないので、
直接どの生徒にも同じレベルで最適な対応をしてあげることが出来ます。

私立高校は学校の言う通りに、受験をしてもらいますが、
公立高校は子供たちの気持ちを最優先で決めます。

私立高校で不合格になってしまうと、後期入試で受験となるので
学校もかなり安全圏で勧めて来ます。
学校のGOが出ないと受験が出来ないので
ここは大人しくしたがってもらい、公立高校に向けて、勉強を進めていきます。
無駄なことに労力と時間を奪わせないように
学校から言われたこと、子供たちの思いをしっかりヒアリングして私立受験に臨ませます。

1つだけ私立高校選定で気をつけていることは
「死んでも行きたくない高校だけは選ばない!」この1つだけです。
万が一、公立高校に合格出来なかった場合、
3年間死んでも行きたくない高校に通い続けなければなりません。
それだけに気を付ければ、問題なし!
学校の先生にお任せします。

私立が終われば、後は目標に向かって走るだけ!
2020年は大学入試改革に引っ張られて
高校入試でも「思考力」が問われる問題に変わってきました。
ただ、暗記して問題を解かせるだけでは点数にならない問題が出題されます。

ほぼ記述問題ということになるので、まずは「言葉にすること」
そして、それを「人に伝わるように書くこと」
これが重要です。

そこで、塾では「小さい先生増産計画」で記述対策をさせました。
要は、1人私から教えてもらった人がお友達に教えていくというものです。

人は本当に理解したことしか他人に伝えることが出来ません。
人に伝えるには、分かりやすく言葉も選ぶ必要があります。

特に数学の確率や証明問題は「小さい先生増産計画」は役に立ちました。
お友達が「わかった!分かりやすかったよ!ありがとう☆」と言ってくれると
教えた子供も嬉しかったみたいで、どんどん教えようと頑張ってくれました。
これは理科でも応用可能で、なんでそうなるの?と突っ込まれながら私やお友達に説明していく・・・

最初は記述は「なんて書けば良いか分からんもん」と言って白紙で出す子供たちも
「普段自分で友達に教えるように書けば良い!」
「間違えても良い。部分点もらうつもりで書きなさい!」
とアドバイスすると、書けるようになります。

最初から文字で書かせると残るので、嫌みたいですが、
言葉で説明する練習をしてから、記述をさせるとすんなり乗り越えられますね。

こうして、勉強していたある日、
突然、一斉休校宣言!
受験生の反応は・・・・
「やった!塾で朝から勉強できるやん!」
でした(笑)

おかげで、みっちり朝から夜まで勉強時間を確保出来ました。
世の中は非常に大変な危機ではありますが、
子供たちには思いもよらない神様からのギフトになりました。
しっかりとした学習時間を直前にGetで来たので、出来ることが沢山増えました。

そして、子供たちは合格をつかみ取りました。

残念ながら合格出来なかった子も
お母さんより先に報告に来てくれました。
一緒にいつもの自動販売機の前で泣きました。
後ほど、お母さんから
「親より先に報告に行くなんて。親以外に頼れる大人が出来たことこそが宝物です。」
とメール頂きました。
そして、腐らず、宿題を持って春休みも勉強に来てくれています。

どんなに学力が低くて学校からダメだと言われても、
正しい学習法で、自分から学ぶ姿勢があれば公立高校だって合格出来ます。
また、新しい1年も子供たちと一緒に頑張ります!

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