なぜ?勉強が苦手な子に勉強をさせる意外な方法とは!?
こんにちは、松島修楽館の松本です。私は、福岡市東区の箱崎周辺で、小学生・中学生向けの学習塾を運営しています。
今日は、『勉強が苦手な子に勉強をさせるコツ』についてお話ができればと思います。
多くのお母さんが、子供たちが勉強しないことに悩んでるのではないでしょうか?
私の塾には勉強が苦手な子もたくさんきます。しかし、その中の子供たちのほとんどは『勉強を絶対にしない!』わけではありません。ちょっとしたコツで、「先生!もっと教えて」と言ってくれるようになります。
私がどのようなことを心がけて、子供たちと接しているのかをご紹介していきます!
子供たちからお母さんはどう見えているのか?
もちろん日常的な会話(翌日の起きる時間、食事に関して)はたくさんあると思いますが、そういったものを除けば勉強に関しての言葉が多くありませんか?
人間は日常のほとんどを忘れる生き物
実は人間は、日常に起こったできごとのほとんどを忘れながら生きています。
例えば、「朝何気なくついているテレビのCMは何が流れていたか覚えていますか?」これくらいであれば、当然でしょ?と思うかもしれませんが、もっと日常的に見ていても忘れています。
「お隣の方の車のナンバー覚えていますか?」毎日といっていいほど見ていますが、気にしていないので覚えていない人が多いでしょう。
このように、日常の何気ないものは忘れていきます。
お母さんは勉強のことしか言わない
子供たちの立場に立ってみると、日常的な会話は忘れてしまっています。
たとえお母さんにとって重要なことでも、子供たちにとっては重要でないことも多くあります。
つまり、日常的な会話を除けば、子供たちは
「お母さんって勉強以外のことってなにも言わないよね?」
と思われていることが多くあります。
特に勉強をしない子に対しては、言ってしまいがちです。
もしあまり勉強のことを言わないお母さんでも、「実は言いたい!」と思っていませんか?
勉強は仲間が大切な3つの理由
では、どうすれば勉強をしない子が勉強してくれるようになるのでしょうか?
「夢を見つける」「何かに刺激される」などのこともありますが、これを故意的に起こすことは難しいでしょう。
そこで、私が勉強をしない子に対して最も心がけていることは
仲間を作ってあげること
私の塾の子たちが勉強をしてくれるようになるのは『仲間』という要素が大きいと思っています。
お子さんに『一緒に勉強をする仲間』を作るために塾に通わせてあげることが重要だと思います。
特に勉強が苦手で、家では勉強をしない子ほど、塾に入れて『仲間』を作る効果は高いです。
①1人ではわからないところがあっても…
こういったときに『仲間』がいると聞いたり、一緒に悩んだりできます。実はたったこれだけでも子供たちの精神的な負担は大きく減ります。
子供たちが勉強をしていてほかのことを始めてしまうのは、「わからない!」というサインではないでしょうか?
②まぁいいや!の心
しかし、本当はもっと深くまでしなければいけないことが多くあります。
こう思ったときに周りで『仲間が勉強』をしていると、「もうちょっとしたほうがいいかな」と思うことができます。また先生がそういった指摘をすることもできます。
③場所が変わるとやる気も変わる
さすがに勉強をしない子でも「塾では勉強をしなきゃ」と思っています。家以外の場所を作ってあげることで、勉強に対するハードルを下げることができます。
特に、今の子供たちはスマホやテレビなどの多くの誘惑を抱えています。『場所』というものを作ってあげることが必要な時代になっています。
『精神的なハードル』を下げると、親子の関係が改善!
この3つのポイントに共通することは、『精神的なハードル』が下がることです。
苦手な子ほどこのハードルが高いです。このハードルをお母さんはわかってはいても、仕事や日常の様々なことで精神的に不安定なときに「勉強をしなさい!」ときつくいってしまうことがあります。
塾に通って仲間を作ってあげることで、お母さんはこのようなコミュニケーションを取らなくてよくなります。
「勉強をしなさい!」と聞かれるよりも
「今日の塾、勉強はどうだった?」と聞かれたほうが子供にとっても心地よいです。
お母さんは勉強のことは言わないで!
私の塾に通っているお母さんに伝えることは、
勉強のことは塾でやりますので、家では言わないでください
お母さんが言わなくなるだけで親子関係はすごくよくなります。
私がお母さんが「言わなければならない悪役」の部分をすべて引き受けます!
お子さん、お母さん、塾の3つでうまく関係を保つことが勉強をさせるコツではないでしょうか?
